奥歯に被せる保険の金属冠で12%金銀パラジウム合金で出来ています。
口を開いた時に金属が見えるのが審美的な欠点ですが保険の銀歯なので費用は安く済みますが精度はゴールドなどの貴金属冠やセラミック冠からみると悪いので長い期間の間に冠の中で虫歯が進行して脱離したり折れたりします。
小臼歯や一部の大臼歯に最近適応になった保険で出来るハイブリッドレジン冠で見た目は金属でないので綺麗です。3Dプリンターに似た機械でレジンブロックをコンピューターが削り出して作る最先端の3D技術です。
欠点は自費のセラミック冠よりは割れたり脱離したり色彩が劣るのと適合性にかけます。
セラミック冠やメタルボンドという陶材焼き付け鋳造冠で出来た義歯では無いブリッジです。
審美性や適合性に優れたブリッジですが保険適応外で一本10万円前後かかるので画像の様なフルブリッジだと140万円くらいしてしまいます。
保険のレジン床総義歯です。
価格は1割負担の患者さんで3000円前後、2割負担だと6000円前後、3割だと9000円前後で費用は安く済みます。
プラスチックの一種の床用レジンという素材で作られていてフィット感はイマイチです。
長く使用していると変色したり合わなくなったり人工歯が摩耗して噛みにくくなるので定期的に歯医者さんで裏打ちしたり時には作り直しが必要な時も有ります。
ただし6ヶ月規制という保険のルールで一度作ると半年間は保険では作れません。
これも保険適応外の自費の義歯で保険の部分義歯だと義歯を支える歯にクラスプというリングをかけて義歯を支えるのですがこの義歯はクラスプが不用で歯茎の粘膜に床糊と言うフィンガーを伸ばして義歯を支えるのでクラスプの針金が無いので外から見ても義歯を入れている様には見えないのと柔らかい床なので歯茎の粘膜に優しい義歯です。費用は大きさによって15万円からになります。
保険外の自費の義歯で費用はコバルトクロム合金で20万円前後、チタン合金で30万前後、純チタンや白金化金合金で40万円近くかかりますが金属で薄く床を作るので装着感が快適で精密にフィットします。
保険のプラスチックのレジン床に比べて薄いため食事も美味しく頂けますが金属アレルギーのある患者さんには残念ながら適応症外です。