ごあいさつ

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2020-07-23 13:55:00

先日久しぶりに懐かしい患者さんが来院されてP3(歯周病末期のグラグラの歯)の前歯を患者さんの希望で抜歯しましたが凄い焦燥していて疲れ切った感じで元気が無いので理由を尋ねたら奥様が先日亡くなられてもう直ぐ49日でドタバタしていてやっと先生の所に治療に来れましたとの事。

 

 

 

奥様も私の妻と同様で癌で亡くなられたそうで私も先日女房の一周忌を終えたばかりなのでお気持ちはお察ししますとお話ししました。

過ぎ行く時が愛妻を失った悲しさや辛さを少しずつ癒してくれるので無理せず奥様を供養して下さいと申し上げたのですが愛する人を亡くした心の傷や悲しみはそうは言ってもそんな簡単に直ぐに癒えるものでは無くて。。。

 

 

 

昨日あるTV番組で愛する人を亡くしてもLINEのアカウントは残っているので亡くなっても日頃の出来事ややり切れない気持ちをLINEしてしまうという内容でした。

ただLINEしてもいつまで経っても既読の表示が付かないのが辛いとの事。。。

私も昨年は妻の亡き後しばらく妻宛てにLINEして毎日のさりげない出来事や日常の些細なことや孫の様子などをLINEしていたので気持ちは痛いほど分かります。

 

 

 

亡くなった人の遺族の心を癒すケアをグリーフケアと言いますが遺族の悲しみや辛さはこればかりは実際に親しい人を亡くした本人でないと分かり合えないと思うしグリーフケアを担当する遺族外来のDr.や臨床心理士も大変だなと思う今日この頃ですが愛する人は亡くなっても何時もそばにいて残された家族の幸せを見守っていてくれる様な気がします。

 

 

私は霊感が無いので妻の姿は見た事は無いのですが日本酒🍶が大好きな妻に好きだった銘柄の日本酒や好物の酒の肴などを供養膳で妻の遺影の前に供えると遺影の中の妻が心なしか嬉しそうな表情をして喜んでいる様な。。。たまに供養膳に備えた箸が動いたりして亡き妻が私はここにいて何時も貴方と一緒に楽しく晩酌🍺していますよと知らせてくれているような。。。

 

 

 

そんな不思議な現象を何度も経験しています。

 

 

〜合掌〜


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