第一歯科医院

　9月末から歯科の抜歯や抜髄（化膿した歯の神経を抜く治療）に不可欠な局所麻酔薬のオーラ注やキシロカイン等の代表的な麻酔薬が製造中止や限定出荷など殆ど出荷停止状況になっていて大変な事態になっています。

これらの局所麻酔薬の出荷予定は早くて11月頃と言われていて全国の歯科医院や歯科のみならず外科や皮膚科や眼科等でも局所麻酔不足が予想されています。

当院ではciメディカルなど大手の薬品会社から何とかオーラ注やキシロカインでは無くて心臓病や高血圧や糖尿病の患者さんによく用いられるシタネストオクタプレッシンと言う局所麻酔薬を先日5箱の250本仕入れる事が出来ましたがciメディカルでもシタネストは1歯科医院5箱限定で他の局所麻酔薬は品切れでした。

当院では今年一杯は抜歯や抜髄などの治療は可能です。ただしオーラ注とかには血管収縮剤が添加されていて抜歯後の出血もコントロールしやすいのですがシタネストオクタプレッシンには血管収縮剤が入っていないので抜歯時に止血に苦労するかも知れません。

何とか早めに局所麻酔薬が通常出荷されて欲しいものです。